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2009/02/24

アカデミー賞の無言の意思表明

正直な話、自分は映画については余り興味がある方ではない。映画館に足を運ぶことはここ20年くらいないし、時たまテレビ(地上波orCATV)で既に評判になっている映画を見る程度である。だから、そういう"偏見"を交えているという前提で以下の話を読んで欲しい。


アカデミー賞の『おくりびと』の受賞は唐突だった。確かに日本国内では結構面白いって評判があり、先に発表された日本アカデミー賞でも最優秀作品賞をはじめあまたの部門を総浚えする勢いだったのだが、それでも(カンヌやベルリンなら兎も角)アカデミー賞というアメリカ国内向けの賞で評価されるかというのは別の問題である。一応モントリオール世界映画祭で最優秀にはなtっているものの、それでも他の候補作と比しては"小物"という印象が拭えない。

事実、海の向こうのマスコミでも今回の受賞は意外なものだと受け止められたらしい。大方の予想ではイスラエル映画『戦場でワルツを』が"本命"視されていたらしく、ロイターに言わせれば番狂わせの勝利だった様だ。

その『戦場でワルツを』と言うのも実際のところ1980年代にレバノンに侵攻したイスラエル軍の残虐行為を掘り起こす一種のドキュメンタリーであり、それだからこそ各方面から絶賛されたとも言える。しかし、それを押しのけてでも敢えて「おくりびと」にオスカーを与えたハリウッドを見るに、何か無言の政治的なメッセージを感じ取らざるを得ないのは自分だけだろうか?それは今も続いているパレスチナへのイスラエルの武力行使への抗議かも知れないし、僻んだ見方をすれば(アメリカの政権中枢と兎角親しいと言われる)イスラエルの"暗部"を追及するなという圧力なのかも知れない。が、少なくとも何かの無言のメッセージであることは予想がつくだろうし、近年の邦画のハリウッドによるリメークを見る様に、邦画もそうした政治力学やビジネス戦略と無縁であると決め込むことはできなくなっていると自分には思える。


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