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2009/03/11

自分たちの"密室政治"を棚に上げて議員定数削減って何様のつもりだろう

県議会の定数を削減しろと市町村長と市町村議会議長が県議会に要求してきたそうだ。彼らに言わせれば合併で議員の数を散々減らしてきたのに県は・・・・・と言うことなのだろうが、しかし市町村議会にして議員定数の効果と呼べるものが自分には思いつかない。

確かにスリムになっただけ経費は削減できたとか意思決定のスピードが早くなったとか、賛成する側は矢鱈削減の"効果"を口にする。だが、往々にして地方議会でこそ情報公開はおろか議員の発言一つとっても不自由だったりもする(水戸市議会では議会の内情をブログに載せただけで懲罰騒ぎにまでなった)し、現実には議論すべきこともされないまま殆ど総与党的に意思決定が行われているのが実情だったりする。その様な中で意思決定のスピードだの言われても空虚な響きにしかならないし、政務調査費ですら情報公開しないまま議員の頭数を減らすだけでは少数意見を"雑音"として排除しようという意図しか見えてこない。

そもそも、こうした議員の定数削減を求めてくる連中は、(今回は市町村長と市町村町議会議長だったが)兎角議会や首長と懇談したり意見交換したり場合によっては下働きの様なことをする団体や区長だったりする。こうした連中との懇談内容とかは(ただでさえ情報公開の遅れている議会と比べても)余り情報が知らされないし、そのために支出される「交際費」ですら殆ど詳細を知らされていなかったりする。それこそ永田町の密室政治よろしくの癒着体制の真っ只中にいる人たちが、自分たちの癒着を棚に上げて議員の数を減らせと言われても説得力を持ち得ない。いみじくも自分たちの"密室政治"を不問にして、(タテマエとしては)オープンな議論の場である議会を小さくするのは本末転倒でしかない。

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